ハキダメ

ダメ人間の妄想の掃き溜め

たわわ(ss)

大地祐様からいただいたリク「着衣萌の角都が裸族の飛段にパンツをはかせようとするお話」による小話です。大地様、楽しいリクをありがとうございました。とりあえず穿かせましたよ!状況によってはすぐ脱がせるかもしれませんが!


狭苦しい安宿の部屋、風呂上りの飛段が裸でふらふらしている。何か着ろと叱っても聞く耳を持たない。あからさまな裸体より衣類に隠された体の淫靡さを好む俺はおもしろくなく、なんとか下着だけでも穿かせようと言葉を並べる。みっともないぞ、常識を知らんのか、この間新しいのを買ってやったろう、あれはお前に似合うと思うが。いろいろ言われても飛段はうっせーよと返すのみで、大股を開いて窓枠に裸の尻をのせたりしている。諦められず尻が冷えるぞと口にしたときにひらめいた俺は、それでは育つものも育たんだろう、と続ける。育つってェなにが。竿を温めると大きく育つことを知らんわけじゃあるまい、俺のがいい例だ、なんだ貴様そんなことも知らんのか。飛段は返事をせず窓の外を向いたままだったが、やがて腰を上げると部屋の隅へ行き、こそこそと下着を穿いた。先日買ってやったそれは、一見地味なトランクスだが実はかなり股上が浅く、身に着けると飛段の健康的ながらも淫らな風情をたいそう引き立てた。その場に突っ立ったまま飛段は新しいパンツの上から自分の竿のあたりを押さえ、そっと撫でている。温めているのだろう。俺はひそかに己の手柄をほめたたえる。とりあえず帳簿はつけてしまおう。それから窓とカーテンを閉めて、こちらの完熟竿が新しいトランクスの裾から侵入できるかどうか試しつつ、奴の未熟な果実を摘み取ってやるとするか。