5/28にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 KT様 きた様、ようこそいらっしゃいませ。詳しくはそちらにうかがってウザい感じに愛の睦言を呟く予定ですが、とりいそぎ「大変みなぎりました、ありがとうございました」のお知らせまで。拙宅の小…

5/27にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 VST様 こんばんはヴェスタ様！ようこそいらっしゃいませ！ 本当に、世の中嫌なことや疲れることが多いですね。私、早く定年になってどこかへ隠居し、堂々たるヒッキーとして本やら何やらにまみれな…

角都が所有する質屋の片隅に焼き物の大きな狸が立っている。飛段は立ちどまってしげしげと狸を眺める。股から地面にデロリとぶら下がる袋。こりゃなんだ、と尋ねる飛段に質屋の店員が説明をする。さて、本人には明かさないが、強いし頭はいいし男ぶりも申し…

5/25にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 KAN様 スーパーの二人へのあたたかいお言葉をありがとうございました^^マナーに欠ける飛段ですが、きっと試食番のおばちゃんには可愛がってもらえるでしょうね。そうそう、閉店近いのに新しい肉を焼…

5/24にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 HYT様 ハヤト様、ようこそお出で下さいました。試食にたかる大人は多分とても見苦しいでしょうが、チンピラのような柄の悪い飛段が熱心においしいものを食べていたら子どものように可愛らしいんじゃ…

閉店間際のスーパーマーケットの食料品売り場で、飛段が試食品をあさっている。両手の籠に特売の卵と醤油とサラダ油を詰め込んだ角都が早く来いと急かしても動じず、これが一番うめえぜ、と焼き肉を楊枝で刺したものを運んできて角都の覆面をずらす。叱るの…

角都が不機嫌なのはよくあることだが、いつもは怒りの矛先を他へ向ける相棒が珍しく内省しているようなので飛段は心配になった。どうしたんだよ、と尋ねる声の本気を感じ取ったのだろう、暗く沈んでいた角都がムツムツと愚痴をこぼす。俺たちに仕事の依頼を…

角都がカリカリしている。もしかして更年期かァ、と言ってみたら本気で蹴りつけてきたので恐れ入った。まんまと蹴られた腹を抱えて転がるオレを冷たく見下ろし、貴様は本当にノロマだな、と今さら失礼なことを言う。売られた喧嘩は買わなきゃなるまい。オレ…

一戦交えたあと、たまには場所を代われよ、と可能な限り野太い声を出してみた飛段を角都は鼻であしらう。お前が俺の後ろを取るなど笑わせるな、萎えるから黙っていろ。てめーホントにむかつく野郎だな、と顔を赤くして吠える相棒を角都は手荒く裏返し、伸ば…

5/14にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 HYT様 「むずがゆい」にすてきなご感想をありがとうございましたm(__)mそう、角都はいそいそと慣れた様子でこの行為に励んでおります。飛段の傷をいじることが好きなのですが、触らせろ、というのは…

宿の部屋で飛段が角都に這い寄り、首の縫い目が痒いと訴えて額宛をほどく。書きものをしていた角都は筆を置き、相棒に向き直る。飛段の首は頑丈な中に甘い線を残し、若い樹木を思わせてすがすがしいが、布の下からあらわれた傷は赤く肉色でまるで恥部のよう…

5/8にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 CC様 ようこそお出で下さいました、ココ様。パンダを構って下さってありがとうございます^^気まぐれなパンダですが、またときどき突っついてみていただければ嬉しいです。 角都も飛段も相手の命はか…

飛段がたるんだ戦い方をしたので角都は不快になった。木の葉との対戦を経て不死が絶対ではないことを知ったはずなのに教訓は長続きしないらしい。角都の説教に対して飛段は、いーじゃねーか勝ったんだからよォ、と投げやりに応える。それに立腹した角都が飛…

5/6にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 VST様 ゴマメのような拙宅の小話にご感想をありがとうございますヽ(^o^)丿飛段の魅力の一つは「愚かさ」であると私本気で思っています。あけっぴろげに思っていることをすぐ口に出す飛段をシカマルは…

情報収集のために滞在した宿で、日がな一日何もせずダラダラしている相棒に俺は小言を言った。だらしない奴め、何もせずにいるとそれが習い性になってしまうぞ、鍛錬でも掃除でも読書でも何でもいいからしろ、わかったな。あーはいはい、と気乗り薄そうに応…

やめておけ後で後悔するぞと忠告してやったのに、やらねえうちから後悔するかどうかなんてわかんねーだろうがと相棒は朗らかに言い放ち、辛さ十倍のカレーを注文する。受けた店員がニヤニヤしながら引き下がっていく。とんでもないものが出てくるに違いない…

相手の攻撃を顔面に受けて歯のほとんどを折られてしまった飛段のために、その夜角都は粥をこしらえた。焼いた石皿の上で米を煮込み、岩塩のかけらを落とす。いびつに腫れた顔でつまらなそうにシンプルな料理を見ていた飛段は、ふいに天を振り仰ぐともう暗く…

5/1にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。 HYT様 ハヤト様宅のノンケの二人(あんな雰囲気でノンケとは実にけしからんです、ﾊｧﾊｧ)とGの肖像にうっとりしているさんぽやです、こんばんは。こちらこそハヤト様の作品から妄想力up↑の火種をいただ…

力比べのように互いにしがみつきあいながら、抱きしめる体があるだけでこんなに愛しさが募るものかと俺は考える。今、力比べをしている男が現れる前には忘れていたが、考えてみれば遠い昔に誰かの体を抱き、抱かれたことが俺にもあった。父。母。仲間。俺の…

角都はあちこちに隠れ家を持っているらしい。本人からそれを聞いたとき、隠れ家という響きから飛段はひっそりとした薄暗い場所を想像したのだが、実際にその一つに行ってみたら普通の小さな家だったので拍子抜けしてしまった。生垣のある平屋は世帯じみてい…