ハキダメ

ダメ人間の妄想の掃き溜め

2012-01-01から1年間の記事一覧

レス(memo)

12/31に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様 別視点、合点承知です。「天然やらかし系の部下とオンオフの落差が凄そうな上司」という設定にウホッとしました。つまりはど真ん中ストライクの角飛ってことでよろしいですよね(*…

どうにもとまらない(パラレル)(TEXT)

角飛界の雄であるこあん様のすてきサイト「dd-more」12/25の記事にて公開されていたネタがあんまりおいしそうだったので食いついてみました。こあん様、いつも糧をありがとうございます! ホテルのフロントで予約名を言おうとして噛んでしまった。「あかっ、…

レス(memo)

12/25に拍手・コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 彩之介様 小話を読んでくださってありがとうございます、彩之介様。そう、角都の喜びが飛段の喜び、を書きたかったので、お読み取りいただけて嬉しいです^^。角都と飛段は単体でも魅力的で…

望みと喜び(ss)

ss

年末の行事に向け、角都は相棒をどう甘やかすか考えている。移動を続ける身のこと、与えることができるものは限られていて、角都の中では選択肢がほとんどない。宿か食い物か、どうもパッとせんな、と角都は歩きながら眉根を寄せる。と、ふいに飛段が道端へ…

不調(ss)

ss

※グロテスクな話です。 目当ての巻物を飲み込んだ男の首を飛段の鎌がはねる。バツ、と音がして頭が飛び、噴水のように血が噴き出す。飛段は殺したての死体を鎌の先で切り裂き、経典だと言っていた小さな巻物を探す。俺は離れて見ている。金にならない殺しだ…

レス(memo)

12/11に拍手・コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様 脇役の粗末な顔の男性に寄り添ってくださって、ありがとうございますこあん様。腐っていない者にとってあの二人は人災でしかないと思います。単品なら申し分ないのに。ザンゲイさ…

からから(ss)

ss

角飛界の牽引者、dd-moreのこあん様から「乾燥注意報」のリクエストをいただきました。しばらく作文をさぼっていた当方にすてきなリハビリをありがとうございました、こあん様! ※後刻、誤字直しました(^^ゞ 強い木枯らしが吹く荒れ地を歩き切り、ようやくた…

レス(memo)

12/7に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様 休眠状態の拙宅へ変わらずお出で下さって本当にありがとうございます、こあん様m(__)m ネタが枯渇してしまい、加えて職場でノロや風邪の発生等がありまして、9人しかいない野球チ…

レス(memo)

12/1にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様(レス不要とのことでしたが少しだけ…) あの話にはほとんど心情の説明がありませんので、こあん様が感じ取ってくださったものは、そのままこあん様の心根の深さであろうと思います。その…

レス(memo)

更新ない間もご来訪、拍手をありがとうございますm(__)m 11/26に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 ヴェスタ様 なんとシンゾーももうそんな状態とは…さすがは「愛の劇場」!うらやましいッ!このっこのっ!ハアハア…しかも飛段のアレは…

言葉(ss)

ss

1 角都が孤独死という概念をバカにする。生きる覚悟も死ぬ覚悟もできていない奴が使う言葉だ、誰もあの世にまでは同行できん、死はすべて孤独だろうが。飛段はあいまいに、んー、と言う。角都の言う孤独が状況ではなく人の内面を指しているということはわか…

ねずみじょうど(ss)

ss

真夜中の道中、崖のふちを歩きながら握り飯を食ってたら、うっかり落としてしまった。あっと手を伸ばすオレの襟首を角都がつかむ。半分になった握り飯は岩の上をはずんでヒョオーと風が吹く下界へ消えていく。角都が特別たっぷりふりかけをまぶしてくれた握…

そこまで悟れない(ss)

ss

通りかかった村で秋の祭をやっていた。わいわい大勢集まって神社からの投げ餅を拾っている。餅に混じって飴や小銭も撒かれているようだ。へーと思って眺めていると、村の連中にまじって白い頭巾が忙しく動いている。オメーみたいな奴がいるぜと隣に話しかけ…

悋気の角(ss)

ss

酔いつぶれた飛段を抱えて宿に戻った角都は、椅子に座り、衣服を剥いだ相棒を膝の上に横たえた。下着一枚の飛段は頭と手足を重たげに垂らして反りかえる。なめらかな腹部から片手を股間へ、片手を胸部へと滑らせて撫でまわしたのち、角都は平手で相棒の体を…

バカ二匹(ss)

ss

行為をしようと服を脱がせたら、脇腹に触れる手がくすぐったいと相棒が笑いだした。背を丸め腰と膝を曲げてケタケタ笑うさまは図体のでかい子どものようで、自分はとんでもなく年の離れた者を相手にさかっているのだと思い知らされるが、それでもどうにもか…

レス(memo)

11/15に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 S様 初めまして、さんぽやです。こちらこそご褒美のようなすてきなコメントをありがとうございました。以前角飛にはまっていらしたとのこと、S様は文章をお書きになっていたのでしょうか。…

せっぱつまったようなやさしい声で(ss)

ss

賞金首をぶら下げたオレたちが到着したとき、目的地である換金所は忍者の集団に襲われているところだった。何人か殺しながら中に入ると部屋の中はめちゃめちゃで、手足を切り落とされた換金所の主が転がっていた。拷問されたんだろう。血まみれの肉のかたま…

報われることを想定していない愛について(ss)

ss

しばらく単独で動いていた角都から、事務的だが言葉尻にかすかに心情がのぞく文体で、じきに戻ると便りがあった。あまりそのようなことをする男ではないので飛段は興奮し、返事を書いて急ぎ送った。送ってから恥ずかしいことを書いたかもしれないと考えたが…

レス(memo)

11/11に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 彩之介様 まずはサイト開設おめでとうございますヽ(^o^)丿彩之介様は絵描きさんだったのですね。絵がうまいってすてきだなあ、センスがいいってすてきだなあ、とうっとり拝見してまいりま…

ポッキーゲームってそういう(ss)

ss

珍しいことに角都がポッキーを買ってきた。喜んで箱を開け、すぐに食べようとしたら、角都がちょっと待てと言う。この菓子を使う遊びがあるそうだな、やってみてもいいか。角都からポッキーゲームを誘われる日が来るとは!薬局前のカエル人形みてーにニヤニ…

まわりはもっといたたまれない(ss)

ss

食堂のテレビでドラマが流れている。昼のドラマのあけすけな性の描写に角都は眉をひそめる。モニターでは異様に弱いくのいちが寝首を掻こうとした大名に取り押さえられたところで、くいくいといいようにいじられてそのたびに声を上げている。焼きそばを前に…

結局いつもと同じことを考えている(ss)

ss

いつも口うるさい相棒が商談に出かけた。オレは久しぶりに自由を満喫した。たまに一人になるのはいいもんだ。角都が残していった金でオレはファーストフード(「この店の食い物や飲み物はみんな毒だぞ」)をたらふく食い、ホラー映画(「こんなものにカネを…

ひとりじめ(ss)

ss

ビジネスホテルのベッドで、角都は相棒を撫でてさすって裸にした。服や額宛はベッドの下にずり落とされたが、どさくさに紛れて外すことに成功したペンダントはびしっと音を立てて壁に投げつけられ机の裏側へと消えていった。翌朝、さんざん探しまわった末に…

レス(memo)

11/4に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 an様 こんにちは、初めまして!ようこそおいでくださいました。原作の登場・退場からずいぶんと経ちましたが、角飛をお好きな方はまだまだいらっしゃるようでまことに心強いです。同志よ! …

穴の兄弟(ss)

ss

※いつものことですが下品です。ちなみに痒みには酢が効くそうです。 八百屋の店頭に置かれた山芋を見て飛段がイヒヒと笑う。角都よ、これオメーのあれにそっくりだなァおい。大きな二つのこぶを下につけてそそりたつ山芋は太さも長さも確かに角都の器官に似…

毎年同じ(ss)

ss

十一月の三日、朝から晴天。さすがに特異日だなと呟くと、とくいびってナニ、と相棒が聞き返す。俺は説明する。去年も一昨年もその前もこのやりとりをした記憶がある。きっとこれからも続くだろう。さすがは特異日。

有料オプション(ss)

ss

「魔法のポケット」の角都視点を読みたいと言ってくださった方へ。ちょっとご希望からずれてしまいましたが楽しく書けました(^^ゞこれに懲りず、よろしければまたお越しくださいませ。 飛段の欲の薄さに角都は苛立つ。十両でキスというシステムは角都がまめ…

レス(memo)

11/1に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 「魔法のポケット」にご感想をくださった方へ。 拙宅へのお越し、まことにありがとうございます。ポケット楽しんでいただけましたか。よかった! 角都視点のポケットとのこと、リクエスト承…

レス(memo)

10/31に拍手、コメントをくださった方へ。ありがとうございました。 彩之介様 すてきなリクエストだったのに、微妙な小話ですみませんm(__)m飛段はあんな器量ですし里ではイジメも受けていたんじゃないかと思いまして書いた話でした。角都と組んでからの飛段…

オチはない(ss)

ss

夜、野営の火で芋を焼きながら、なあ、と飛段が相棒に話しかける。角都よ、オメー実はジャシン様だったっつーオチなんかねーの。飛段の頓狂な言動には慣れている角都だが、さすがに少し間を置き、ない、と答える。なぜそんなことを考えついたんだ。いや、そ…