2014-01-01から1年間の記事一覧
ウェブでタンゴの動画を見ててムラムラして書いたものです。知識も何もなく。いつものことですがすみません。 それでは皆様、良いお年をお迎えください。 ウェイターの給料がお粗末なので、オレは街角やプラザでタンゴを踊って日銭の足しにしている。知り合…
12/24にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。 ハヤト様 ようこそおいでくださいました。変わりばえのしないウチの小話にコメントを下さってありがとうございます。ハヤト様宅で不器用な二人のクリスマス話を読み、なんだかとてもリアルな感じ…
前の「しりとり」を書いてからずいぶん経ってしまいました。あのとき秋だったのにもう冬!長くかかるような話じゃないのにすみませんm(__)m力尽きてなんだか尻切れトンボですみませんm(__)mしかもちゃんと読み直していないので後で直すかもしれませんホント…
11/28にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様 二話目を読んでくださってありがとうございます。この話のユギトさんは後にどこかの動物園へ就職を決め、ネコ科の猛獣をうまく扱う飼育員として働くうちに、冴えないけれど誠実で彼女を…
たいした話じゃないのにのろのろしていてすみませんm(__)m【色眼鏡】の続きになります。ユギトさん視点です。 先日こあん様へのレスで上げておいたユギトさんの前提、重複した言い回しを修正しました。短時間で書かないと同じフレーズを使いまわしてしまいま…
11/15にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様 つたない文から豊かなイメージを汲み取ってくださってありがとうございます。書かなかった・書けなかったことまで読んでくださっていてとても嬉しい^^ ユギトさんは角都と飛段に対して…
角飛界の雄dokumoreのこあん様から「色眼鏡」「しりとり」「共鳴」のリクエストをいただきました。聞いただけでいろいろ萌え萌えできるお題ですね^^ それぞれのお題で少しずつ書いて一つのお話にしようと考えているのですが、どうにも遅筆でぼやぼやしており…
10/30にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。返事が遅くなりまして失礼しましたm(__)m こあん様 すっかりご無沙汰しております。あっという間に11月となり本編も終了とのこと、どうしめるのか興味がありますが、ほんの数話の出番をいつまでも…
道端でションベンしていたらひょろりとした野郎が寄ってきてクスリ買わないかと言った。なにやったことねえってマジで、兄さん人生損してるぜ、気の毒だから特別に安く分けてやるよ、ちょっとこっちへ来な。相棒を待つのに飽きていたオレはそいつについて行…
ご無沙汰しております、さんぽやです。 先日ウェブですてきな写真を見つけました。 こちらでオリジナルの写真を見ることができます。 カワエエカワエエカワエエヨォー(๑˃̵ᴗ˂̵)و
行為の最中、仰向けの飛段がこちらへ腕を伸ばしてきた。口づけが欲しいときの癖なのだ。ゆっくりと頭を下げると奴は両手で俺の頬をはさみ、自分も上体を起こして顔を近づけてきた。ぺろりと唇を舐められてから口を吸われ、奴の親指が俺の目尻をなぞる。恥知…
ほかに宿がないという理由で角都が高級旅館への宿泊を決めたのでオレは驚いたり喜んだりした。部屋は広くてきれいで静かだし運ばれてくる飯も申し分ない。酒も頼む。たいした散財ぶりだ。きっとただの気まぐれでどうせ明日はまたケチに戻るんだろうし、オレ…
懐中電灯やテレビなどの調子が悪くなったとき、昔は叩いて直したものだった。接触不良やらホコリやらが原因の不調は叩けばたいがい直ったし、がたつく家具も叩けば落ち着いた。ところが最近の機器は叩いても一向に直らない。うんともすんとも言わないラジオ…
風が涼やかになった。広葉樹の葉は色を変え、日が暮れれば秋の虫がやかましく鳴き騒ぐ。なのに季節感のない阿呆な相棒が淵へ飛び込んでしまったので、角都は「先に行くぞー本当において行くぞ―」と脅しながら、しかたなく歩をゆるめる。じきに水から上がって…
ちょっとした言葉の応酬は小競り合いへ発展し、すぐに荒々しい喧嘩となった。ここしばらく戦闘らしいことをしていなかったせいか相棒はあからさまに興奮し、目を吊り上げ、笑いの形に口を開いて、力いっぱい武器を打ち込んできた。雑な攻撃だが俺は何度かま…
8/25にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。 ヴェスタ様 ヴェスタ様宅の新作に登場する間の悪い刺客に感情移入したさんぽやです。角都か飛段の単体相手ならばそれなりに納得のいく死を迎えられたでしょうに。あの二人はセットになると本当に…
暑いからと飛段が行為を拒絶する。そして、テメーで勝手に抜け、などとひどいことを言う。だがすぐ隣に気持ちの良い体があるのに自分で処理するのは味気ない。なので俺は鍼灸図に適当に点を付け加えると、奴の前でそれを意味ありげに眺め、帳簿に挟んで卓上…
角都をからかっていたら本気で怒らせてしまった。ちょっとじゃれるだけのつもりだったオレはびびって奴をなだめようとする。かーくずちゃん、かーくずちゃん、にーらめっこしーましょ、なーぐったらまけよ、あっぷっぷ。言い終わるか終らないかのタイミング…
遅刻しました。角都さんお誕生日おめでとうございます。 換金所で暦を見て今日が自分の誕生日であることに気がついた角都は、その夜、相棒を誘ってやや歪んだ趣向の性的な遊びをした。遊び終えて横たわったまま一息ついていると、血まみれの相棒が隣で身を起…
暗がりの中でさらに黒々とした巨木が熱風に枝をしならせる。怒る角都に飛段は言い返すが、その言葉は威勢がいいだけで中身がなく、強い風に簡単に吹き散らされる。生き残った奴なんかいやしねーよ、まったくジジイは心配性で困るぜ。討ち漏らしたやつがいな…
依頼主との打合せに出かける前、失礼がないよう髪に櫛をあてたが、どうもうまく整わない。それを見ていた相棒が、手を使え、と助言する。へたくそだなぁテメー、やらせてみろ、ほらこうして押さえれば形になるだろ。背後から伸びる奴の手が俺の頭を撫でつけ…
角都がオレの鎌使いにケチをつける。柄を握って振るう動作が無駄に大きくてノロい、もっと鋭く速く振れ。いつもならうるせーなと言い返すんだが、今日はまさに鎌を大振りしている間に獲物を逃がしていたのでちょっと耳が痛い。ハイハイどーせオレはのろまで…
7/14にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。 こあん様 ここのところ怒涛の更新ラッシュですねこあん様!お話も絵も情報もこあんさんちのはおいしいものばかり。そうそうそういう二人が見たかったの!という角飛を今日もご馳走様です。ご多用…
屋台で安く売られていたスペアリブを持ち帰った。留守番していた相棒はいそいそと包みを受け取り、あぐらに広げて食い始める。やっぱ今が旬だよなあ、寒いと肉が硬くなるし暑いと脂が溶けちまう、この時期に食うのが一番うめえんだぜ。力説につられて一つつ…
厄介な追っ手に手を焼いていた角都は、道中で偶然知人に出会い、身を隠すのに好都合と考えて誘われるままついて行った。もともと変わり者だった知人の男は年月を経てさらに偏屈になっており、世間を良いものと悪いものに分けようとしていた。能力の低い奴ら…
今年度から部署異動になりまして、現在すばらしい中年イケメンの隣で仕事をしております。 イケメンて声までかっこいいのですね。 何か不都合なことが起こると「はぁ?そんなのきーてねーし」「あーやってらんねーよ××って何だよ」などとやたらかっこいい声…
飛段がそうと知らずに高額の賞金首を狩ってきた。俺は喜び、閨の役割交換以外なら何でもわがままを聞いてやると相棒に約束をした。なに、俺の体を洗ってみたいだと、そんなことでいいのか、貴様本当に欲がないのだなハッハッハ。ところがいざ宿の風呂へ入り…
連れ込み宿の天井一面が鏡であった。この鏡を使うことについて角都と飛段の間には今までにも確執があり、つまり二人がここに宿泊するのは初めてではない。次の獲物は相棒に屠らせると約束してやっと宿に入った角都はいそいそと、飛段はややしぶしぶと服を脱…
飲み屋で見かけた野郎が今まで大勢殺してきたと大声で自慢している。チャラチャラした優男でこれっぽっちも強そうじゃないが、もしかしたらすごい術を使うのかもしれないと思ったら血が騒いでどうしようもない。角都は相手が賞金首じゃないからとまったく乗…
角都と組んで間もなくのころ、オレは宿でヨレヨレにくたびれた雑誌を読んでいた。ちょうど今ごろの季節だったと思う。外は雨だしテレビもないし角都と話が合うわけでもないしで他にやることがなかった。悩みごと相談のページに「七十代の舅の部屋を掃除して…