扉を鳴らして部屋に入った飛段は、真っ暗な室内を手探りで進んでベッドにたどり着くと、ぱたぱた毛布を叩いて部屋の主の存在を確かめ、その隣にごろりと横になった。つい先ほど休んだばかりの角都は音から飛段が寝惚けていることを知り、ムッとしながらも少…
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