若い相棒が大きな音を立てて俺の部屋の扉を開け、アケマシテオメデトーと言いながらずかずかと室内へ入ってきた。抑揚のなさに一瞬馬名かと思ったが、赤い顔をして酒瓶を下げている姿にああ正月なんだなと思い当る。そう言えば俺は月末の決算をしていたのだ…
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