飛段が古本を買った。表紙のどぎつい絵に惹かれたのだろう。原始のジャングルらしき場所で化粧の濃い半裸の女が好色そうな猿人に襲撃されている。内容はどうあれ読書の習慣は好ましいことだと角都は考えたが、肝心の飛段は数ページめくっただけで本を諦めて…
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