飲み屋のカウンター越しに、あと一人前しかないけど構いませんかね、と板前が言ったとき、まったくそれに興味がなかった飛段は、オレぁいらねえよ、と答えた。けれども幸せそうに皿をつつく相棒を見るうちに気を変え、その赤味がかった黄色いものの最後の一…
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