飛段が、おいちょっとこっち向けや、と凄む。いくらドスの利いた声を出してもシーツの上で裸で唇を尖らせて言うのだから怖くもなんともない。同じく裸で腹這いになり愛蔵の本を読み始めている角都は、さっきまで自分が舐めまわしていた隣の男に目をやる。な…
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