宿の座卓の上に資料を広げて考えごとをしている最中、阿呆な相棒がひっきりなしに邪魔をするので、怒った俺は奴の両手足を背後でひとからげにした。浴衣の帯の長さが充分にあったので、残りは奴の口にぐるりと回して猿轡とし、端を再び両手足に絡める。逆海…
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