朝、髪をつかんで揺すぶられ、尻を蹴られ、みぞおちを踏まれてやっと起き出してきた飛段が大きなあくびを連発する。角都はそんな相棒をいぎたない怠け者と罵りながらも早起きして収穫してきた野生のコケモモを惜しみなく分けてやる。朝露が光るコケモモで唇…
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