古本屋の店頭ワゴンをあさっていた飛段が、いかにもいかがわしそうなシロモノを買った。厚紙にけばけばしい色合いで刷られたそれは低俗雑誌の付録だったらしい双六で、それでも小さなサイコロがふたつついている。夜、隠れ家に戻ると飛段は双六を隠しから引…
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