年末の行事に向け、角都は相棒をどう甘やかすか考えている。移動を続ける身のこと、与えることができるものは限られていて、角都の中では選択肢がほとんどない。宿か食い物か、どうもパッとせんな、と角都は歩きながら眉根を寄せる。と、ふいに飛段が道端へ…
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