寝起きの悪い相棒の頭に角都が拳骨を落とす。ゴッ、と音が出るほど殴られてやっと目を覚ました飛段は、ぼんやりしながらも服と髪を整えて武器を担ぎ、角都がおこした焚火のそばにしゃがんで炙った肉をかじる。不足のない穏やかな朝の時間。だったはずなのだ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。