ハキダメ

ダメ人間の妄想の掃き溜め

美的対象を深く味わい価値を判断・評価する心の動き(ss)



くんずほぐれつした後、角都は相棒を抱きしめたりキスをしたり髪を梳いたりする。このことは飛段も承知していて「出し終わったらフツー終わりにしねえ?余裕こきやがってまったくイヤミな野郎だぜ」などとデイダラにこぼしては相手を辟易させている。だが自分がダウンしたあと、酷使された尻を、まるで練乳がけの桃だな、などとねっとり窃視されていることはさすがの飛段もつゆ知らず、足りない練乳を追加されたりしていることは更に知らない。知ったにしても「まだ出んのかよ、余裕かますのもいい加減にしろよ」とうんざりするのが関の山なのだろう。鑑賞の意味を知るには飛段はあまりにも若すぎた。