ハキダメ

ダメ人間の妄想の掃き溜め

何も考えていないのに頭がいっぱいです(ss)



明日は雪だって言われてウゲーと思って寝て起きたら晴れていてラッキーって思って相棒が寄こした干し肉食って水飲んで洞窟出たら太陽が眩しくてあったかくてやっぱりラッキーって思ってションベンして今日こそ誰か殺せるといいなあと考えて陽を浴びながら歩いていたら相棒のコートから湯気が上がりだしてよく見たら頭からも湯気が上がっていてむちゃくちゃおかしくて指さして笑ってそしたら急に曇ってきて雪もチラチラ降り出して冷たい風が吹いてきて枯れたススキがなびいてまだ誰も殺してないけど早くどっかに籠ってぬくぬくしたいなと思ってでもそれだと怠け者めと相棒に叱られるだろうからなあ角都オレヤりてぇんだけどどっかでヤらねえって聞いたら相棒にバカ野郎と結局叱られてチェッと思って気にしてないふりをしたけどやっぱりちょっと萎れてしばらく歩いていたら相棒が怒った声のままおい寒いからもっとそばに寄れって言って伸ばした腕でオレの肩をつかんでぐいぐい引き寄せたから歩きにくくてでも嬉しくてでもまだ腹も立っててでもやっぱり嬉しくて今日はこれでいいかなんて思っちまうまだ誰も殺してないし昼にもならねえけど。