4/7にコメントをくださった方へ。ありがとうございました。
雲の上を転がる大樽のように雷が鳴り響く。遅れてボトボトと大粒の雨。降る寸前にたどり着いた洞窟の口から、飛段が飽きずに暗い空を見上げている。生ぬるい季節に火を焚くこともなく、俺も苔むした岩に腰をおろして空を見る。馬の群れが走り抜ける音を立て…
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