大事な用があると言って出かけていた飛段が丸一日たって宿に戻ってきた。黙ったまま畳に胡坐をかき、伏せ気味の面を壁に向ける相棒を、角都はちらりと見たきり書きものを続ける。今月の収支、終えた仕事、今後の予定、めぼしい賞金首の情報、今書けることが…
6/9にコメントを下さった方へ。ありがとうございました。
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