ハキダメ

ダメ人間の妄想の掃き溜め

「俺が汚す!そして脱がす!」(ss)

こあん様からいただいたコメントに触発された小話です。こあん様、いつも楽しいイメージをありがとうございます!



角都が飛段の部屋へ行ってみると、部屋の主はパンツ一丁で仁王立ちになり、両手を腰に当てて自分の下腹部を見おろしている最中だった。ノックぐらいしろよ、貴様にだけは言われたくないぞ、という型どおりの応酬を終えたあと、角都はそわそわと飛段の背後に回った。飛段に気兼ねすることなくその姿をじっくりと眺めたかったからである。着衣の相棒も裸の相棒も良いものだがこれも悪くない、と角都は考えた。飛段が穿いているのは水着のような濃紺のビキニブリーフであり、一般的な形のものだったが、やや光沢のある布につつましく、しかし、ぴっちりと隠された尻はむき出しの時とはまた違う魅力をもって角都を楽しませた。飛段が右脚に加重し、それを左脚に移すと、尻に張りついていたパンツの布がわずかに尻の割れ目に挟まる。目を大きく見開いてそれを見つめる角都に後ろ姿の飛段が暢気に言う。このパンツかっこ良くね?店の兄ちゃんに勧められて買ったんだけどよォ、オメーどう思う?そうだな、と角都はつとめて冷静な声を出す。見かけばかりに気を取られては下着の良さはわからん、どれ、ためしに目隠しをしてやろう、穿き心地がよくわかるようにな。ふーんそんなもんかァ、と相変わらず暢気な飛段は自分の額宛でおとなしく目を覆われる。両手を背後で拘束されるとさすがにオイオイなんだよォと声を上げるが、穿き心地を試すのに手は不要だと言われると不審がりながらもそれを信じてしまう。さて、あとは角都の独壇場だ。