ハキダメ

ダメ人間の妄想の掃き溜め

曇天、午後三時(ss)

エロを書けたら書く、と、どりぽん様に弱気なお約束をしておりました。書かなくなったらホントに書けないもんですね!ほほほ!こんなんですみません、どりぽん様。よろしければまたお越しくださいませ。



アジサイが咲いている。俺は白い花のかたまりを二つ摘んで、相棒の仰向けの胸に並べて置く。つい先ほどまで濃い性の匂いをまき散らしていた相棒だが、にわか作りの乳房を天に向けておとなしく横たわる姿は穢れのない巫女のように見える。花二つの演出であっけなくまたその気になった俺は相手の股の間に入り込み、力の抜けた腰を持ち上げて、器官を温かい鞘におさめていく。さっきねじ伏せたのは口の悪い野卑な男だったが、今俺の侵入を許しているのは敬虔な聖処女であり、その二人は同じ器に入っているのだと考えて俺は笑う。こんもりとした白い花飾りを落とさぬようゆっくりと腰を動かしながら、腑抜けた顔で。